PRPが「効果ない」と言われる理由と後悔しないクリニック選び

PRP療法とは?

PRP療法(多血小板血漿療法)とは、ご自身の血液から血小板を高濃度に抽出し、痛みのある部位に注入して、組織の修復を促す再生医療です。血小板に含まれる成長因子が働き、炎症の緩和や細胞修復を後押しすることが期待されています。

薬物療法やヒアルロン酸注射でも改善しにくい方にとって、手術へ進む前の"中間的な治療"として位置づけられています。副作用が少なく、入院を必要としない点も選ばれる理由です。

PRPが"効果ない"と言われる5つの原因

PRP療法が「効果ない」と言われてしまう原因は、次の5つが考えられます。ひとつずつ見ていきましょう。

  1. 症例によって効果の差が出やすい
  2. PRPの濃度や品質に差がある
  3. 注入部位の精度が不十分だった
  4. 効果が現れるまでの時間に個人差がある
  5. 炎症が強いタイミングでPRPを行っていた

1. 症例によって効果の差が出やすい

PRPは「組織の修復を促す」治療であり、骨の変形が強い場合や軟骨が大きくすり減っている場合など、構造的変化が進行しているケースでは効果が乏しくなることがあります。

特に、変形性膝関節症の中〜重症度では痛みの原因が多因子であるため、PRP単独で改善が見えにくい場合があります。治療の前に、痛みの本当の原因を正確に把握することがとても大切です。

2. PRPの濃度や質に差がある

PRPは、どのように作るかによって濃度が大きく変わります。血小板の濃度が不十分なPRPでは、期待される作用が十分に発揮されないことがあります。

クリニックによって使用しているキットや抽出方法が異なるため、

  • 血小板回収率
  • 白血球の混入率
  • 濃縮倍率

などに差が生じやすく、結果として「PRPを受けたのにあまり効果を感じない」というケースにつながることがあります。

3. 注入部位の精度が不十分だった

PRPは、患部の組織に正確に届くかどうかで結果が大きく変わります。数ミリのズレでも、周囲組織に入ってしまい、目的とした部分に十分に浸透しないことがあります。

そのため、関節内の構造を熟知した医師でなければ、狙うべき部位へ正確に届かず、十分な改善が得られないケースが多くなっています。このような背景から、エコー(超音波)ガイドを用いた注入が推奨されており、部位を視認しながら行うことで治療の再現性と精度が高まります。

(川越下肢静脈瘤膝関節クリニックでは、エコーガイドを用いた注入を行っております)

4. 効果が現れるまでの時間に個人差がある

PRPは、ヒアルロン酸注射のように「打ってすぐ痛みが軽くなる」タイプの治療ではありません。組織の修復が進むにつれて痛みが緩和されるため、改善までに数週間〜数カ月かかることが一般的です。

そのため、治療直後に変化を感じられないと「効果がないのでは?」と不安になりやすい治療でもあります。経過を丁寧にみていくことが大切です。

5. 炎症が強いタイミングでPRPを行っていた

強い腫れや熱感があり、急性炎症が目立つ状態では、PRPに含まれる成長因子が十分に働きにくく、効果が感じられにくいことがあります。

まずは、炎症を抑える処置(安静、消炎鎮痛薬など)を優先し、炎症が落ち着いたタイミングでPRPを行うことで、より効果が期待できるケースがあります。

PRPに向いている症例と改善が難しい症例がある

PRPが合いやすい="向いている症例"は、以下のような例です。

  • 膝の軽度〜中等度の変形性関節症
  • 半月板損傷、腱炎、腸脛靭帯炎などの慢性炎症
  • 運動や階段動作で痛むが、安静時痛は比較的軽い

一方で、以下のようなケースはPRP単独では改善が難しいことがあります。

  • 軟骨の大きな欠損
  • 高度の骨変形
  • 急性の強い炎症
  • 痛みの原因が複数混在している場合

こういった適応を正しく見極めることで、PRPのメリットを最大限に活かせます。

PRPの医療機関を選ぶときの4つの条件

PRPは選ぶ医療機関によって、結果が大きく変わる治療です。適切な診断、品質管理、技術、価格の透明性がそろって、高い効果を発揮します。

ここでは、後悔しないために確認しておきたい、4つのポイントを紹介します。

1. 認定施設かどうか?

PRPは再生医療に分類されるため、厚生労働省へ「再生医療等提供計画」を提出し、受理された施設であることが安全性の前提になります。認定を受けた医療機関は、衛生管理・設備・工程管理など厳しい基準を満たしている必要があるのです。これは、PRPの品質にも直結します。とくに初めて治療を受ける方ほど、認定施設であるかを必ず確認したいところです。

2. ホームページの説明の透明性

治療のメリットだけでなく、効果の限界や注意点を正直に示している医療機関ほど信頼できます。

PRPは万能ではないため、「適応外のケースがある」「改善まで時間が必要」など、不利な点も丁寧に説明しているかが重要です。

その逆に、効果を過度に強調する表現が多い場合は、注意が必要です。治療の理解を深められる情報が揃っているか、必ず確認しましょう。

3. 料金体系は明確かどうか?

PRPは複数回の治療で効果が出やすいとされますが、1回分の料金だけを掲載し、追加費用が不明瞭なクリニックもあります。必要以上に「安く見せる」料金設定は、技術や品質への不安を感じさせる要因にもなります。

一方、複数回セット料金や通常価格・モニター価格など、料金を明確に記載している医療機関は、治療計画を立てやすく信頼性も高いです。

実際に、川越下肢静脈瘤膝関節クリニックでは、片足1回88,000円(税込)・モニター66,000円(税込)など、総額が分かりやすい表示で、患者様の不安を軽減しています。

4. 実績と専門性の高さ

PRPは注入部位の判断や操作の精度が結果に直結するため、担当医師の経験は欠かせません。関節の構造理解に加え、無菌操作や注入技術にも熟練が求められます。

外科領域の経験が豊富な医師は、解剖学的知識と技術力に優れており、治療の安心感が違います。医師の専門資格や経歴、治療実績を事前に確認することが、納得のいく治療につながるのです。

川越下肢静脈瘤膝関節クリニックのPRPの特徴

川越下肢静脈瘤膝関節クリニックは、下肢静脈瘤治療で培った専門技術と外科的知識を生かし、膝の痛みを"足全体の機能"から総合的に評価する、数少ない医療機関です。再生医療の認定施設として、高品質なPRPと正確な注入技術を提供しており、安心して治療を受けられる環境が整っています。

1.下肢静脈瘤と膝痛のトータルケアが可能

下肢静脈瘤の患者様は、膝関節の痛みを同時に抱えているケースが少なくありません。血流障害やむくみが膝への負担を増やすこともあり、膝だけを見る治療では改善しにくい場合があります。

川越下肢静脈瘤膝関節クリニックでは、血管と関節の両面から状態を評価できるため、痛みの原因をより正確に捉えることが可能です。膝と足の状態を切り離さず診ることで、歩行機能の改善や日常生活の質向上につながる治療を提供しています。

2.厚生労働省認定施設で安全な治療を提供

川越下肢静脈瘤膝関節クリニックは、厚生労働省へ「再生医療等提供計画」を提出し受理された、認定済みの再生医療提供施設です。安全管理体制が整っているだけでなく、工程管理が徹底された環境で高濃度PRPを精製しています。白血球量や血小板濃度がばらつきやすいPRP製剤の品質は、治療効果に直結します。安定した品質と衛生管理のもとで作られたPRPを使用できる点は、治療を受けるうえで大きな安心材料です。

3.明確で分かりやすい料金設定

治療費の分かりづらさは、PRPを検討する方の大きな不安材料です。川越下肢静脈瘤膝関節クリニックでは、片足1回88,000円(税込)、モニター66,000円(税込)、両足176,000円(税込)など、治療の総額がひと目で分かる料金体系を採用しています。

また、3回セットの費用も明示しており、治療計画を立てやすい点も特徴です。「安く見せる」価格設定ではなく、必要な費用を正直に提示する姿勢は、患者様が安心して治療に臨める理由のひとつです。

4.豊富な経験を持つ医師が担当

PRPの効果を左右するのは、注入する"場所"と"深さ"を正確に判断できる技術です。院長の志村一馬 医師は、外科・心臓血管外科として15年以上にわたり超急性期医療に携わり、日本外科学会専門医として豊富な知識と経験を積んできました。命に直結する現場で磨かれた技術力は、繊細な関節内注入にも存分に生かされています。確かな手技と責任ある医療姿勢がPRP治療の安心感を支えている医療機関です。なお、当クリニックでは、PRP治療の際は、エコーガイドを用い、患部への確実な注入を行っています。PRPをご検討中の方も、これまでのPRPで効果を感じられなかった方も、どうぞ安心してご相談ください。

PRP治療を検討されている方へ

PRPは、痛みの原因が明確で、炎症が落ち着いている段階で適切に行うことで、有効性が期待できる治療です。一方で、症例によっては効果が限定的になることもあるため、事前にしっかりと診察を受け、適応を判断することが大切です。

「一度PRPを受けたけれど効果がわからなかった」という方でも、治療条件を見直すことで改善が期待できることがあります。

川越下肢静脈瘤膝関節クリニックは、認定施設としての安全性と専門医による高精度な手技を備え、納得して治療に進める体制を整えている医療機関です。

PRP治療をご検討中の方は、ぜひ、お気軽にご相談ください。

参考文献

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